

前回はdocomoと比較したけど、ソフトバンクならどうなんだろう?

あら、今度はソフトバンク? どこが気になったの?

だってさ、最近Softbankとか「動画見放題」とかとかやってるし……便利かなって

確かにネオくん、SNSとかYouTubeとか好きよね……じゃあ、実際に比較してみましょうか
3大キャリアの一角、新しいモノ好きの「Softbank」。
iPhoneも最初に出したのはSoftBankでした。
今も、他のキャリアとは少し変則的なプランを打ち出すタイプです。
さて、そんなSoftbankとmineoを比較しながら、上手にmineoを使うためのおトクなプランを考えていきましょう。
なお、他のキャリアとの比較については以下の関連記事をご覧ください。
Softbankが提供するプランの特徴
現在Softbankが提供しているプランは2つになります。
メリハリプラン | ミニフィットプラン |
月7,480円 | 月3,980円~7,480円(変動制) |
契約解除料なし(2年契約なし)
データ容量:50GB データ使用量が月2GB以下の場合、自動で1,500円引 指定動画サービス視聴時のデータ制限なし 家族割適用時、家族割引グループ加入の家族通話は無料 通話定額オプション:+1,800円 準定額オプション(5分通話無料):+800円 |
契約解除料なし(2年契約なし)
データ容量:1GB~5GB 家族割適用時、家族割引グループ加入の家族通話は無料 通話定額オプション:+1,800円 準定額オプション(5分通話無料):+800円 |
今ではこの2つです。やはり大手キャリアはどこもこのようなプラン体系なのでしょう。
さて、少しこの2つのプランについてご説明します。
「メリハリプラン」とは?
メリハリプランというのは、月々50GBという大容量を高速通信の上限とつつ、有名動画サービスやSNSを使う場合はデータ無制限というエンターテインメント重視、動画重視のプランです。
月々7,480円で利用できます。
ちなみに対象サービスについてはこれらの動画・SNSサービスが使用できるそうです。
対象サービスについて
ソフトバンクは既に「2年契約」の縛りをなくしてしまっていますので、定期契約での割引はありません。
特徴と言えるのは、「通信が月2GB以下の場合に自動で1,500円割引」という部分でしょうか。
ちなみに50GBを使い切ると、最大128kbpsになりますので、ご注意ください。
「ミニフィットプラン」とは?
「メリハリプラン」に対して「ミニフィットプラン」というのは、1GBを規準にして、使用するデータ量に応じて金額が変わるというシステムです。
これも2年契約などの縛りはなし。
5GBを超えると、最大128kbpsという……鈍速になります。流石にこのスピードでは普通にネットするにはきついです。
どのような金額変動をするかは、以下に公式サイトから図を拝借しておりますのでご覧ください。
「ミニフィットプラン」の料金について
この図の金額ですが、「おうち割 光セット」適用時の料金ですので、固定回線を引かない場合は、「+1,000円」発生します。
そのため、3,980円~7,480円と値段が上がります。
しかし……1GB、2GBと進んでいきなり5GBに飛ぶという。幅が広すぎる気もしますね。
つまり、Softbankのプランはこうまとめられます。
- 値段が高くても動画を沢山、いつでも見る方は「メリハリプラン」
- 値段を抑えて少ししか使わないなら「ミニフィットプラン」
mineoとSoftbankどっちがいい?
上でご紹介したように、Softbankのプランは値段が高いのが事実です。
もちろんSoftbankの特徴として、エンタメ強化されています。
特に、動画やSNSといったデータ消費が大きい部分を「データ消費なし扱い」にする事で際立たせているということができますね。
さて、ここからはmineoの得意な点、苦手な点をご紹介しましょう。
mineoのメリット・得意な点
- 少容量プランがあるため、普段あまりデータを使わない人にありがたい
- 金額が安い(特に20GBまでのプラン)
- SoftBankの機種を使っていた場合でも、機種をそのままで乗り換えできる
大きなメリットはこの3つでしょう。では、それぞれについてご説明いたします。
mineoの少容量プランについて
私は自分の家に固定回線を引いており、そのため普段スマートフォンを使ってネットをするという感覚が乏しいです。
もちろん電車内では使っていましたが、月々精々2GB使えば多く、酷いときは1GBも使わない事が多かったです。そういう方にとって、キャリアのプランというのは少し使い辛い。
ソフトバンクのミニフィットプランは、データ容量に応じて3ステップで分けていますが、2GBから5GBへいきなり上がるというのは使い辛い。
ですが、mineoは一番少ない容量として「500MB」が準備されていますし、3GBや6GBのプランもあります。
mineoの金額について
Softbankの「ミニフィットプラン」の場合、5GB使用した場合は「7,480円」というかなりのお値段となっています。
これはdocomoよりも高い。
しかしmineoの場合、非常に安いのです。
少し以下にSoftbankの「ミニフィットプラン」と、mineoの6GBまでのプランで金額を比較しましょう。
いかがでしょうか。5GBの辺りなんて倍超えています。※mineoは6GBプランです。
もちろん、mineoが提供するプランと、Softbankの「ミニフィットプラン」のステップは異なりますし、家族間通話無料などはmineoの場合ありませんが、1人で契約するにはmineoはかなりおトクです。
この結果からすると、mineoでコスパが良いのが、「6GB」のプランでしょう。
さらに、mineoでは、少、中容量プランが4プラン(500MB、3GB、6GB、10GB)と分かれていますので、選びやすいのも特徴です。
もう1つあげるとすれば、前のdocomoとの比較でも取り上げましたが、月ごとにプラン変更できるというメリットもあります。
mineoのデメリット・苦手な点
- 回線が混み合うと、データ容量以内でもスピードが落ちる
- 大容量プランの場合は、あまりSoftbankと金額差がなくなる
MVNOである以上、どうしても苦手とする分野があります。
それは「速度」と「大容量プラン」です。少しご説明しましょう。
回線が混み合う時が苦手
これはmineoに限らず格安SIM全般に言えることですが、MVNOは回線をキャリアから間借りしている状態。
こればかりは回線が違おうが、仕方がない部分でしょう。docomoだろうと、ソフトバンクであろうと。
そうなると、昼休みや帰りのラッシュ、あるいは夕食時のようなインターネットに繋ぐ人が増える時間帯になると明らかに低速になります。
いわゆる回線が渋滞する訳です。
そのため、外でずっとスマートフォンを使ったり、昼休みに動画を見る方はかなりキツいのではないかと思います。
※「MVNO」については以下の記事をご覧ください。
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大容量プランの値段はそれなり
大容量プランである30GBについて、「メリハリプラン」と比較してみましょう。
mineoSプラン 30GB | メリハリプラン(50GB) | |
金額 | 6,950円 | 7,480円 |
詳細 | 容量を使い切った場合は最大200kbpsで通信可能(目安:25KB/秒でダウンロード可能)
動画についてもデータが消費される |
容量を使い切った場合は最大200kbpsで通信可能(目安:25KB/秒でダウンロード可能)
YouTubeなど特定動画サービスについてはデータ消費にカウントされない |
こう見ると、金額差は530円。ワンコインにちょっと上乗せというところです。
容量オーバーした場合の通信速度制限は同じですが、容量にも差があります。
さらに、特にデータを消費しやすい「動画」の部分では、「メリハリプラン」ではデータ消費にカウントされないという違いもあります。
こうなると、Softbankの「メリハリプラン」の方がおトクに感じてしまう。
つまり、大容量プランで比べてしまうと、mineoの「安い」というメリットが失われてしまう、逆に色々付随しているソフトバンクの方が使いやすい、ということになります。
まとめ
やはり大容量プランで比べてしまうと、docomoとの比較でもお伝えしましたが、mineoではなくSoftbankに軍配が上がってしまいました。
しかし、少ない容量で使用される前提であれば、間違いなくmineoに軍配が上がります。
特にmineoの「6GB」のコスパは非常に良いものです。
ぜひ、参考いただいておトクに選んでいただけたら、嬉しく思います。